コーヒー豆の保存の仕方

コーヒー豆の劣化を早めるのは、「高温」、「湿気」、「空気」、「日光」です。 つまり、密封状態にして、温度が低く、日が当たらないところで保存するのが良いということになります。

密封をするのには、専用のコーヒーキャニスター、缶、ビン、フリーザーバッグなどを使うのが良いでしょう。

フリーザーバッグに１回分ずつコーヒー豆を入れて、空気を追い出してから口を閉じ、さらに他の容器に入れると完璧……なのですが、さすがに手間です。 そこまでせずとも、まとめて容器に入れてキチンと口を閉じるだけでも十分だと思います。

焙煎したてのコーヒー豆は、ガスを出します。 袋に入れて完全密封すると、だんだん袋が膨らんできます。 そこに圧力が加わるとドカンと破裂してしまう、ということもありえます。 そのため当店では、配送中に袋が破裂しないように、ガスを袋の外に放出できる仕組みのあるものを使っています。 配送するのには都合のいい袋なのですが、完全密封できる袋ではないので保存には向きません。

ですので、コーヒーが到着しましたら、密封できる容器に移すことをおすすめします。

温度が低くて、日が当たらないところ。そう、冷蔵庫や冷凍庫です。しかし、冷蔵庫や冷凍庫に入れるには注意すべき点があります。

冷蔵庫や冷凍庫から取り出した直後は、当然、コーヒー豆は冷えた状態です。 そのまま封を開けると、冷たい飲み物が入ったコップに露がつくのと同じ理屈でコーヒー豆に湿気がついてしまいます。 上に書いたとおり、コーヒー豆は湿気に弱いため、劣化してしまうのです。 ですので、常温に戻るまで待ってから容器の口を開ける必要があります。

冷蔵庫や冷凍庫は保存場所として最適なのですが、毎回、常温に戻るまで待つのは面倒だ、と思う方も多いと思います。 冷やさなくても、そこまで劣化が早まるわけではありませんので、直射日光が当たらず、熱くならないところに置くようにするだけでも良いと思います。

粉の状態では、豆のままに比べてどうしても劣化が早くなります。できれば豆で購入して、淹れる直前にミルで挽く方がより美味しくお召し上がりいただけます。コーヒーは、「挽きたて」の「淹れたて」が一番美味しいものと思います。

パロットコーヒーでは、メール便での送料が全国一律100円からとなっています。少量ずつでもお買い求めやすくなっていますので是非ご利用ください。必ず新鮮なコーヒー豆をお届けします。

新鮮なコーヒー豆を適切に保存して、より美味しいコーヒーをお召し上がりください。